Stephen Shore "Uncommon Places" マジ・リスペクトっす [カメラ・写真]
筆者の好きな写真家といえばウィリアム・エグルストンなわけだけれども、そのエグルストンに匹敵する超強力な一流写真家をば発見してしまった。
その名はスティーヴン・ショア。
究極のアーティスティック・フォトグラフ。この写真が分からない人と写真を語る気にはならないので、そこんとこよろしく。
DAIGO風に言えば「マジ・リスペクトっす」な状態。
たまたま本屋で出会って衝撃を受けたんだけれども、9千円近くするので買うのをあきらめた。あきらめたもののどうしても気になったのでネットで調べると、古本屋で半額ほどのものがあるではないか。もうこれは買うしかないということで速攻でクリック。
いや~~~マジでヤバイ。
ページをくる毎に鳥肌が立つ。
ギターで言えばメセニー、ベースで言えばジャコ、ドラムで言えばデニチェン。
作家で言えばカフカ、谷崎、漱石。
このスティーヴン・ショア、60年代半ばに十代にしてアンディ・ウォーホールのスタジオに出入りし、創作とは何かを学んだ紛れもない天才。巻末の対談によれば、彼はウォーホールから創作における「決断」の重要性を学んだという。さすが。天才は天才を知る。
さてこの「Uncommon Places」という写真集、そのタイトルを直訳すれば「見慣れぬ場所」ということになるんだろうけれども、その表題に反してそこに写される情景はどこにでもある日常の風景。まさに見慣れた場所ばかりの写真である。しかし、その見慣れたはずの場所にある「Uncommon」なものを見出す、その能力こそが創作であるという写真家の恐るべき自負。恐るべき強度の写真群。
大判カメラで捉えられたアメリカ各地の日常風景は、息を呑む美しさである。
こんな写真を知らずに死ぬようなことがあれば、もうそれは悲劇と言うしかなかろう。
いや、もう絶句。即死。
日常風景に人が写っていない。
ほかのページもそうなんでしょうか?
(勝手に)アメリカってぐちゃぐちゃな色のイメージがあるんだけど
トーン的にまとまってますよね。
なんだろう?
車のデザイン、看板、柵・・・
あ、チラッとこの時計何よ!
by moge (2008-07-10 06:21)
でましたね。
8x10カメラの名手でして、ニューカラーの旗手。
日本でも、本間タカシとか、いっぱい影響をうけていると思います。
やっぱり、大判のカラーは、ポジより、ネガからのほうがいいなと
あらためて、思ってしまいます。
(また1台、ウクレレが増殖しました(喜))
by rakko (2008-07-10 08:50)
あ、良さそうですね、こりゃ。
覚えておこうっと。
そうか、j さん家に行ったら見れる訳だ/
by m_hash (2008-07-10 11:37)
●mogeさん
まいど。
この写真集はマジで凄いよ。
人も写ってるよ。
●rakkoさん
さすがにご存知ね。
死にました。
やっぱこれはネガなのね。
●hashさん
とりあえず見て。
死ぬから。
by jazzy (2008-07-13 23:12)
Stephen Shore "Uncommon Places" マジ・リスペクトっす:Funkytrain Express:So-netブログ
reduce weight http://daidaihuapil.blogshells.com/
by reduce weight (2013-08-24 08:37)
Would you be interested by exchanging links?
čizme Isabel Marant http://www.zekic-sistemi.hr/intro/isabel-marant.html
by čizme Isabel Marant (2013-08-28 16:38)