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Grant Green 上級編 「The Main Attraction」1976年 [音楽]

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というわけで今夜はグラント・グリーンの諸作中でも上級者向け(なのか?)の珠玉の一枚「The Main Attraction」1976年を紹介したい。

メンバーとしては

Grant Green:Guitar
Hubert Laws:Flute
Michael Brecker:Tenor Sax
Don Grolnick:Keyboards
Will Lee:Bass
Andy Newmark:Drums

という豪華な布陣であって、これで悪いはずも無いんだけれども、実は買った時は「あ~外れや!しもた~」と思っていて、しかしながら何度かトライするうちに「実はこれは非常に上級者向けの秀逸なアルバムなのではないか?」と思い、そう思って聴いてみれば随所に聴き所満載のスルメアルバムであり、こんな名盤を「はずれ」と判断した自分を恥じ入る今日この頃。

グラント・グリーンの超弩級ゲロゲロファンクネスギターの秀逸さは言うまでもないけれども、それ以外に今は亡きマイケル・ブレッカーのツボをおさえたブローやヒューバート・ロウズの軽やかなフルートが素晴らしいし、デビッド・マシューズ(マンハッタンジャズクインテットの親分)のアレンジも聴きどころである。

で、アマゾンにあるかなと思ったら今は売ってないようである・・・と思ったら一枚在庫があるようだ。こんな名盤が1500円なら安い。

CD1枚でたった三曲しか入ってない(一曲目は19分)わけだけれども、夜中にこれ聴いて芋焼酎飲んだら夢見心地なのよね。

今さら言うのも口はばったいが「聴かずに死ねない」のである。
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